人は生まれたら必ず死にます。死ぬと日本では命がなくなると言うのです。身体
は動かなくなっても物質的には存在するのですがなくなると言います。生きている時には動いている体はなぜ動かなくなるのか?今の人はほとんどの人が命を体と思っていると思います。日本の女流作家で著名な瀬戸内寂聴さんは仏教徒として晩年は多くの人に教えを説かれていましたがラジオの放送でお釈迦様の亡くなられた枕元にあったメモ書き「命は甘美である」を紹介されて「この苦しみの多い体を甘美とお釈迦様は書いたんですよ」と言っていました。命と身体を同じと考えるから言葉を入れ替えても気付かないのです。医療や科学や宗教、そして一般の方々も同様でしょう。キリスト教の聖書には命について具体的に書かれていますが信じ方と編纂に問題があるのでしょう。聖書はイエス様が亡くなられた後に編纂されていますのでイエス様の真意は書かれていないと思いますのでキリスト教徒の中にも解釈が異なり、争いが絶えないのでしょう。科学や文明は素晴らしい進化をしていますが命の理解も命を創ることも出来ません。この世界には命に満ちていますが人間はもっとも大切な命について解っていないのです。それが人生の苦しみになると学びました。
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