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171,食べ物と心

人の心のつくられ方には対人関係の経験でつくられる心と食べ物でつくられる心があると学びました。人は主に狩猟民族と農耕民族に分けられ肉食と採食に分けられる考え方があります。その食べ物の得方を考えると狩猟民族は個人か少数によって狩猟をします。農耕民族は広い土地に種を蒔いて時間がかかる実りを待ち収穫を多くの仲間と共同作業で行います。この共同作業は仲間意識が生まれて仲間には争いの心が生じにくいように思います。動物社会を観ても肉食動物と草食動物では草食動物は群れを創ります。性格は穏やかで争いは少ないのです。肉食は生きた動物が獲物ですから一瞬の激しい心を持つのです。この生活の違いから個人主義や集団主義の考え方が生まれたように思います。農耕民族には自由、平等、権利という思想は必要が無かったと私は思うのです。日本には和の精神がありますので助け合いが当然で、それらは身についていたと思うのです。肉食がつくる心は殺される動物の心が肉に籠り、食べた人の心を誘発するからとお聞きしました。その心とは恐怖、怒り、恨み憎しみなど自分が殺される時を思えば解るでしょう。それを思えばそういう思想を望むでしょう。最近の日本人は肉食の人が増えて激しい人が多くなったように感じています。短気だった私は今、怒りはほとんど無くなりました。心は穏やかです。