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148,神様と仏様

日本の宗教はいろいろありますが一番多いのは仏教でしょう。その仏教はお釈迦様の教えを元にしていますが現在は多くの宗派が存在しています。キリスト教もアメリカには1000種類の聖書があると聞きました。これは長い年月の間に優秀な人がそれぞれの理解で教えを説かれたからです。尊い教えも悟りに到達した方の教えは真理に基づくものなのですが優秀な方であっても真理は解らないので間違った教えになるのです。ですから神様は神様や真理は悟りに到達した方にしか許されないとお聞きしました。お釈迦様はそのことを知っていたのでしょう。インドでは神様への信仰が当たり前ですがお釈迦様は神様については語られずに仏さまを通して人の正しい生き方を説かれたのです。お釈迦様が本当の悟りに到達されたのは死の直前だったそうです。ですから仏典には真理は説かれていないのです。それはお釈迦様の信仰心の深さを示しています。神様の許されないことは絶対に守られるのです。私の先生も同様でした。お釈迦様が死の直前に悟りに到達された時に残されたメモ書きには「命は甘美である。」と書かれていたそうです。真理はここから説かれるのが許されるのです。立派な方はご自身が体験されたことしか話されません。憶測で話されることはされません。イエス様は真理を説かれたそうですが弟子が理解できなかったためにほとんど残っていないそうです。