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141、道徳は個人の心の法律

私達の子供の頃は道徳は当たり前のように教えられ、社会も堂徳の下に成り立っていました。ですから悪いことをする人は少なく犯罪は滅多にありませんでした。戦後すぐの日本は経済的にも物質的にも貧しかったのですが悪いことをする人はほとんどいませんでした。現在は当時に比べると経済的にも物質的にもとても豊かなのですが人々の心には欲望が増え、ゆとりがなく、夢を持てない子供が増えています。そして、善悪の分からない若い人が増えて犯罪が増えています。私たちの時代には道徳心があったので悪いことをしなかったのです。それは家庭の中で親や兄弟から学び周りの人、学校にも道徳教育があって道徳心があったので犯罪は珍しい事だったのです。今は毎日のように犯罪が報道されています。しかも私たちの時代には考えられないひどい犯罪が恐ろしいほど増えているのです。新しい犯罪も次々と増え、法律もつくられますが犯罪は増える一方です。一人一人が道徳心をしっかりと身につけなければ世の中には犯罪は増えるだけでしょう。經濟競争ばかりする社会や国の在り方を根本的に見直さないといけないでしょう。私はキリスト教徒ではないのですが聖書にアダムとイブが禁断の実を食べて罪を犯したと聞いて「なぜ?」と思いましたがこの意味が人間の際限のない欲望を目覚めさせたのだと思うようになりました。人間の欲望はいろいろありますが食欲が生きるためにはもっとも必要なので一番強いのだそうです。制限のない欲望が犯罪を起こすのです。人間だけに与えられた無制限な欲望です。それが苦しみを生むのです。マスコミはグルメで欲望を煽っているのです。あらゆることには根本的な意味がありますのでそれを追求するとあふ新しいことが見えてきます。