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126,物質文明の繁栄を考える。

物質文明はさまざまな便利なものを生み出してきました。最近では人工知能まで創られ驚くばかりです。現在の状況を私は客観的に観るとほとんどの世界中の人の価値観が經濟=お金を目的に生きているようになっています。お金持ちになることが成功者ではないということを成功者の意見として書かれた成功哲学の本にあるのですがお金持ちになると幸せと思う人がほとんどなのでしょう。人はいくら言葉で聞いても自分で体験しなければ納得しないようですから、この状況は続くのでしょう。戦争をする人も過去、同じような事例があっても自分は違うと思っています。健康も同じです。病気の原因を伝えても少し体調が回復すると同じ過ちを繰り返します。物質文明は次々と機能を向上しています。その機能は使う人の人格により善にも悪にも使われます。新しい犯罪が次から次に出てきます。そして、そのための法律が作られるのです。医療も何もかも同じです。なぜか?人間が欲望だけを追求するからです。人間は何もかも自分の意思で決める自由を与えられているのです。一人一人が自分の欲望と感情をコントロールすることが求められるのです。それが「人の道」と言われ努力が求められ到達すると「人格者」になり幸せを得るのです。物質文明の進歩は素晴らしいのですがそれを使う人間性=心の成長が善くないとひどい世界になるのを今の世界が証明しているのではないですか?人間の成長は一人一人の努力です。知識だけでは変われません。平和も一人一人の人間性が善くなければ一時的には幸せになれてもすぐに壊れます。長年の人類の歴史が証明しています。善いことを言う知識人は世界中にいくらでもいます。多くの世界の人が平和を祈っています。しかし、実現しません。一人一人が変わらないといけないのです。