私は施術を始めて37年目になります。この経験を通して人人の成長には時間がかかると思いますので人の成長について書いてみます。その前に人間とは三重構造だと教えて頂いています。命と心と肉体です。命は人間の本質だそうです。人の成長は心と体の成長を意味します。命には無限の可能性があるのでその可能性が発揮できるように心と体を成長することが求められるのです。現在は命を体と思い死ぬと命が亡くなったと思われていますが昔から人は生まれ変わると言われていて、今の信仰心を持たない人も平気でその生まれ変わりという言葉を使います。不思議と思いませんか?ここでは心と体の成長について考えてみます。私たちは仕事やスポーツや趣味その他いろいろなことをして生きていますが何事も最初は難しく思うようにはできませんが少しずつ慣れてくると普通に出来るようになります。しかし、それ以上の名人、達人と呼ばれるようになるには強い目的意識と継続力が必要になります。日本の過去にはそうした伝統がいろいろな世界に名人や達人がいました。そういう人の多くは人間性も優れていたようです。なぜかと考えるとその方々は一つのことを追求するために他のことに意識が向かないからと一つのことを追求するとどの世界もさらに深さを感じて、自身
に謙虚になるからでしょう。こういう方々はほとんどの方が信仰心を持たれています。一般的な宗教を営んでいる方々より深い信仰心を持たれているようにその言葉の中に感じます。心と体の成長は死ぬまで続けるものだと私は先生を見ていて思います。私は施術は37年信仰は27年行って少しずつ認められるようになりましたが私自身はまだまだと思います。しかし、迷いや心配、不安、怒りや悲しみはほとんど感じなくなりました。マイナスと思うことも全てが成長になるのがそうならないと解るようになりました。現在は効率ばかり求める社会です。大切なものが無くなっていますがそうならないと気付けないのでしょう。私は自分自身の成長のために純粋に社会や人のために生きるという目的を持って生きたいと思います。