オフィシャルブログ

10,日本について考えてみます。

日本は現在、高齢化と少子化が進んでいます。政府はさまざまな対策を講じようとしていますがその目的は戦後から築いてきた今の日本の経済的な評価を維持したいことが主になっていると思います。そのために国民の意識を伴わない無理な政策を行おうとしているように思います。国民の多くも個人の明確なビジョンを持っていない方々もこれまでの感覚に流されているように思います。しかし、これまで高齢者は労働力とみなされなかったのが最近は定年が延長されたりして見直しも起きてきています。その時の問題なのが医療です。今、和歌山に来て私はミカン農家の高齢の足腰の悪い方々をたくさん施術させていただいて働けなかった人たちが働けるようになっています。高齢者も障碍者も適切な施術でそれぞれに応じて働けるようになります。働けるようになった人たちは生き生きしてきます。高齢化はそれぞれに応じた働き方をすれば労働力が不足するというのは問題にはならないでしょう。経済効率ばかり追求する考え方は善くないと思います。少子化についても今の政府の施策では難しいと思います。日本の人口はこれから減少するために経済規模が縮小することを政府は問題と思っているようですが少なくなればそれに相応しい経済規模になればよいではないですか。経済規模が大きくても一人一人が忙しく心にゆとりが無くては何が幸せなのでしょう。こんな価値観だから大切な子育てが疎かになり、夢を持てない、自信のない人間が増え全てをお金で解決しようとする人間性の欠けた社会になるでしょう。現実に僅かなお金でも平気で犯罪をする人が増えています。人は欲望と感情をコントロールできないと動物以下の生物になるでしょう。生きているだけで人権は守られるという考え方は人間性を崩壊させると思います。マザーテレサは死にゆく人々を助けるだけではなく、愛を伝えているのです。愛を受け止め求めると軌跡が起きるのです。愛は神の御心ですから、、